11日(日)散歩の帰り、いつものように買い物するため桝形通りを歩いていたら、出町座の隣に古本店が開業していた。店の名前は,EL camino(エルカミノ)。
 突然のことで驚いた。本はあまり読まないが、本屋は、新刊、古本を含めて新たな店の開業は大歓迎だ。

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左側が出町座。

 以下、許可を得て店内を撮影する。

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レコードコーナー

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下3段は児童書と図録。


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岩波文庫と大型本。


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CDと映画のパンフレット。


 3年ほど前に、同じ桝形通りに「古本市出町桝形店」が開業していて、品揃えがいいのと本も入れ替えもしているので、とても賑わっている。

 今度開業したEL caminoの品揃えを見てみたが、古本以外、レコード、CD、ほかゲームソフトか?、ビニール袋入りのCD(-ROM?)など。

 映画のパンフレットがたくさんあった。展覧会の図録や大型本などは、どの古本屋もかさばって困っているようだが、限られた狭い店では、場所も取るので扱わないほうがいいと思う。その分、単行本をおいて欲しい。大型本は「古本市出町桝形店」ではほとんど100円で売っている。
 レコードはジャンク品と表示されて一律300円。この品揃えで、お店をやっていけるのかと思う。雑多すぎる。 
 肝心の本は少ない。

 細かいことだが、価格は本に小さなスリップ(新刊本に挟んであり、レジで注文用に抜き取るあれ)が挟まれていて、それに書かれている。値段を確認するのが面倒だ。
 「古本市出町桝形店」は、本によっては、配架の状態で判るように価格を表示した帯を付けていて、いろいろ工夫している。

 EL caminoは、もともとシャッターが降りていた。工事をしていた様子も無かった。店内、本を並べるのに必要な調度品を並べただけで、設備にお金をかけていないようだ。
 様子を見て、撤退もあるということか?。もう少し本気でやって欲しいと思う。

 出町座は、前を通るが、1Fの喫茶兼本屋はいつもお客が居て賑わっている。
 映画の方は平均10人位か(マイナーな映画ばかり見ているので、話題作はもっと入っていると思う。)

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「古本市出町桝形店」のお店。
映画のDVDも多い。最近、CDも出ている。
しょっちゅう覗いている。思いがけない本が、時々置いてあるのでつい買ってしまう。

 写真は昨日(12日)撮影したもの。
 終わり。





 




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# by solarisu | 2018-02-13 08:39 | | Comments(0)

 25日京都気象台の観測で、最低気温マイナス3.6℃を記録した。 
 数日前から、外にある水道栓が凍らないよう夜間は水をチョロチョロ出していた。それでも北側の水道栓は凍って出なくなったので、昨夜は少し多い目に水を出したら、周辺に水が飛び散り鉢植えのシダやランが氷のつららがが着いてしまった。今朝はマイナス2℃くらいだった。

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 一枚目の写真は、トケンラン。ブナ帯に自生するもので自生地では積もった雪の下になり寒風から保護される。
 この株はもう5年ほどになるが、秋にはいい葉が出てきた。今年は花が咲くかも?と、期待していた。葉にはつららが付着し、用土は霜柱で浮き上がっている。

 2枚め3枚目の写真は、イヌナチクジャク。三重県尾鷲産で、尾鷲は南方系の植物が多い。京都では寒がるが、イヌナチクジャクは雑種ということもあり、丈夫でよく育つ。しかし、この有様では生き延びるかな?。

 鉢植えの大事なものは、屋内に置いているが、そんなに場所もないので、今年は外の衣装ケースの中に入れている、鉢は凍ってしまっている。どうなるか様子を見るしかない。

 今年は、ホンマに寒い。日中でも2℃から4℃くらいで、外出すると顔が痛くなるくらいだ。からだにこたえる。

 早く暖かくなって欲しい。散歩に出られる状態ではないので、暖房の効いた部屋で専らCDを聴いている。
 気が向いたら出町座まで映画を見に行っている。






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# by solarisu | 2018-01-26 11:48 | 近況報告 | Comments(0)

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 出町座で、”ザ・鬼太鼓座”を見にいったとき、上映開始までの待ち時間で1Fに配架してある本を見ていた。ジャンルは映画、芸術関係だけでなく、あらゆる分野に及んでいる。植物やきのこ、粘菌の本まで置いてあった。一乗寺にある書店、恵文社を小さくしたと言った趣だ。近辺で一番近い本屋は同志社大学生協の本屋(烏丸今出川上る)しかない。

 一角に古本コーナーがある。それを見ていたら写真の本が目に止まり、手にとって内容を見てみた。映画で使われたクラシック音楽のことが書いてある。僕みたいクラシックが好き、映画も好き人間にとっては、興味津々の本なので迷わず買った。
 持って帰ってすぐ、ページをめくって内容をみて驚いた。取り上げた映画は広範囲に及び、内容もかなり詳しく書かれている。
 いろんな資料を参考にしながらこうした本を仕上げることも出来なくはないが、記述を読んでみると、映画を見ているのは当然としても、クラシック音楽の教養がないととても書けない内容だ。

 一例を見てみる。映画とクラシックといえば、すぐ思いつくのはヴィスコンティの「ベニスに死す」だ。マーラーの交響曲第5番第4楽章アダージェットが映画のシーンに効果的に使用され、映画の雰囲気を高めていた。映画評論家が書けるのはここまでだ。この本では、僕が気がついた音楽だけでも他に、同じマーラーの交響曲第3番第4楽章(アルト独唱)、第4番第4楽章冒頭部分、ベートーベンのピアノ小品”エリーゼのために”、など思い出すが、この本でも詳細にかかれている。記憶は薄れているが他に、交響曲第1番”巨人”もしくは8番(記憶が曖昧)や、ホテルのロビーで楽団が演奏していたのが、レハールのオペレッタ「メリー・ウイドウからヴィリアの歌」なども使われていた。この本では、第3番のアルト独唱の歌詞の内容(ニーチェのツァラトゥストラ)まで言及している。

 マーラーの関連では、ケン・ラッセルの映画「マーラー」も取り上げられていて、「ベニスに死す」のパロディーシーンのことも書かれていた。ケン・ラッセルの「マーラー」は、作曲家マーラーを戯画的に描いた作品で、全編にマーラーの交響曲、歌曲などが鳴り響いていた。
 記述は、さらに交響曲第5番のアダージェットが使われた映画作品に及ぶ。市川崑監督の「おはん」、伊丹十三監督「たんぽぽ」、神代辰巳監督「離婚しない女」などに使用された話から、マーラーの曲を使った映画が次々取り上げられている。「おはん」は見たけれど、伊丹十三の「たんぽぽ」は観た記憶はなく、「お葬式」にこのアダージェットが使われていたと記憶に残っているが、僕の思い違いかもしれない。

 クラシック音楽を映画の中でよく使用した映画監督では、先に書いたルキノ・ヴィスコンティのほか、アンドレー・タルコフスキー、スタンリー・キューブリック、そしてイングマール・ベルイマンをすぐ思いつく。
 個別の作品では、あれこれ思い出すが、一人の映画監督で、作品にクラシックをよく使用したのは上記の4人。
 この本では、それぞれ作品と使用曲を詳しく紹介されている。

 ちょっとマイナーな作品を引いてみた。
 フランス映画で、”インド夜想曲” という作品があった。(監督:アラン・コルノー、1989年)。自主上映で見た。この映画はシューベルトの弦楽五重奏曲の第2楽章がとても効果的に使われていた。非常に良い選曲だった。”インド夜想曲”をこの本で引いてみたら、ちゃんと出てきた。資料で調べるにしても、映画を観ないことには話にならない。こんなマイナーな作品をよく見ていたなあと感心した。 
 映画に使われたクラシックの曲名を言い当てるのは知っていれば判るが、記述は演奏家の名前までに及んでいる。曲名はわかっても、演奏家までは言い当てることは不可能に近い。
 なにか資料を参考にしないとわからない。

 いろいろ、考えてみて思い当たったのは、映画の最後に出てくるエンドロールだ。配役、スタッフ、などが延々とフイルム上にリストアップされるが、そこで使用音楽として、作曲家、曲名、使用音源(レコードレーベル、演奏家名)のリストが出て来る。2,3曲くらいなら読み取れるが、使用曲が多ければエンドロールで読み取れない。曲の断片(1、2秒)のさわりだったら、著作権に触れなければエンドロールに出てこないと思う。

 映画で使用されてエンドロールに出てこなかったケースに、スタンリー・キューブリックの”2001年宇宙の旅”の例がある。
 リヒャルト・シュトラウスの交響詩”ツァラトゥストラストラはこう語った”の冒頭部分が重要なシーンで使っていた。この曲がエンドロールに出てこなかった。この話は以前ブログで書いている。ヨハン・シュトラウスのワルツ、”美しき青きドナウ”も使用されていたが、この曲は、エンドロールに曲名と使用音源、ベーム盤(独グラモフォン)と出てきた。R.シュトラウスの曲が全く出てこなければ、”何かワケがある”と感が働くし、ベーム盤でないことや、カラヤン盤(DECCA)ではないかと詮索できる。長年ベーム盤と言われ続けていた。この本もベーム盤と書かれている。
 映画のエンドロールにはいろんな情報がある。ただ、画像が早く流れて読み取れないが、今はビデオ(DVDなど)ででチェックできる。
 映画タイトルと映画監督の索引もあり、とても便利。この本は書き下ろしではなく、巻末に初出一覧があり、すでに書いたものに加筆、訂正したと書かれていて、読み物風になっている。
 観ていて気が付かなかったケースもあるが、忘れていてこの本読んでかなり思い出した。読んでいて楽しい。
 長年このような本を探していたが、古書店や古本市では見たことは無かった。売れなかったのではないかと思う。買うとしたら、映画研究者か映画評論家が、参考図書として手元においておくぐらいではないかと思う。
 アマゾン、日本の古本屋で検索してみたが、一件もヒットしなかった。

 書誌データ:書名:シネマ・ミーツ・クラシック ー 94人の大作曲家が書いた映画音楽。 西村 雄一郎著 2000年6月 音楽之友社 358p. ⅷ 19cm。

追記
 ”インド夜想曲”は、アントニオ・タブッキの小説を映画化したもの。
 キューブリックの”2001年宇宙の旅”の音楽の過去記事は以下のサイトを見てください。
 
https://blogs.yahoo.co.jp/zen32510/MYBLOG/yblog.html?m=lc&sv=2001%C7%AF%B1%A7%C3%E8%A4%CE%CE%B9&sk=0

 おわり。
 
 
 

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# by solarisu | 2018-01-06 10:34 | | Comments(2)

 昨日オープンした出町座で映画一本見てきた。観た映画は、”ザ・鬼太鼓座(おんでこざ)”。

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 加藤泰監督(1916-1985)が1979年から2年かけて撮影された作品。記録映画とかドキュメンタリーと言った範疇に入らない、強いて言えばドキュメンタリーを素材にした映像作品と言えばいいか?。1989年に完成したが、公開されることななく、30年以上経って一般公開だ。詳しくはネットを検索したら出てくると思うので、それを観てください。市川崑監督の東京オリンピックのドキュメンタリー作品が、製作者からクレームがついて問題になったが、同じような事情ではないかと思う。

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 出町座、劇場内部の様子。地下の方だ。座席は写真では4列見えるが、これで全部。座席一列は11席。地下にしては天井は高い。京都シネマより大分高い。座席は階段状なっていて前席の頭が邪魔をして見にくいということはない。とても見やすい。座席の椅子もまずまず及第。
 一番後ろの列は座面が高く足が床に着かない。足置きはあるが、座ってみないと判らないが、足がだるくなるのではないだろうか?。

 若いカップルが一組とシニアが5人ほどだった。年末だから入場者が少ないのかもしれないが、ちょっと寂しい。


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 映画終わったのは13時半ころ。1Fのカウンターでカレーライスとビールを飲んで帰宅した。この喫茶コーナーも外からよく見えて入りやすい。

 家の近くにこんなミニシアターが出来るなんて予想もつかなかった。
 上映のラインナップを見たら観たい映画ばかりで、どうしょうか?、いろいろやらなくてはならないことも多く、頭を抱えている。悩みが増えた!。











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# by solarisu | 2017-12-29 17:33 | 映画の話題 | Comments(2)

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 先程、見に行ってきたらちゃんとオープンしていた。昨日の様子からは想像もできなかった。
 入ったところが受付、モギリの場所。映画の切符や飲み物は自動販売機。写真見てのとうりで説明は要らないだろう。
 本が結構置いてあった。確認はしていないが古本ではない。古本ももちろん別置で映画関係、旧作のパンフレットなども置いてあった。

 映画は2Fで、ドキュメンタリー”ルミエール”を上映していた。地下は今日は上映してなかった。
 ラインナップは、”ルミエール”、”フランケンシュタインーベネディクトas博士ver”、”ざ・鬼太鼓座”、”嘆きの王冠ーリチャード二世。”嘆きの王冠ーヘンリー四世part1”、”この世界の片隅で”、”クーリンチェ少年殺人事件”、

 1月5日まで上記の作品が、スクリーン1、スクリーン2で上映される。このラインナップでお客さんが来そうなのは、”この世界の片隅で”くらいではないか。あとの予定は分からないが大丈夫かな?と、先行きが心配。

 ところで近鉄九条駅駅前の”みなみ会館”が、来年3月で閉館する。建物の老朽化が理由らしい。情報では別の場所を探しているとのことだった。出町座はみなみ会館で取り上げるようなマイナーな作品が多い。地元の人がどれだけ来てくれるか?、にかかっていると思う。

 とにかく、歩いて5分位だから夜でも行ける。今後が楽しみだ。

 写真は、16mm(35mm換算)の超広角で撮影したので、実際より広く見える。









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# by solarisu | 2017-12-28 15:40 | 映画の話題 | Comments(1)